OST VAPE
このメーカー名を聴いたとき、ネガティブな響きのように思えたのですが、どうにもカッコよく感じていつからか僕の中で大きな意味を持つメーカーになっていました。
THERIONという機種は、マスプロ品でありながら、所有欲を満たすつくりとなっており、購入した時はニヤニヤしながら使っていたものです。
デュアルバッテリーでDNAチップを搭載。上級者向けと言われていたMODを頑張って買って愛でたあの時の喜びを今でも覚えています。
時は流れ、LOST VAPEもPOD型を多く販売するようになりました。
- ORION DNA
- ORION Q
- PRANA
ストアを見入ってもPOD型が一通り並んでおり、以前買ったTHERIONは見当たりません。
時代の波というわけではありませんが、トレンドというのはこうして感じるのだなあと少ししみじみとしてしまいました。
さて、そんなLOST VAPEが放つ新たな波がこちらのPODです。
Q-ULTRA
提供:ベプログショップ
- Q-ULTRA
- Q-ULTRAのスペック
- Q-ULTRAのおすすめポイント!
- Q-ULTRA開封!
- Q-ULTRAの内容物
- Q-ULTRAのコイル
- Q-ULTRAのドリップチップ部分
- Q-ULTRAの使い方
- Q-ULTRAを吸ってみる
- Q-ULTRAを使ってみた感想
- まとめ
Q-ULTRAのスペック
Q-ULTRAのスペックについてみてみましょう。
- 大きさ:105×43.2×16.5mm
- Pod容量:4ml/2ml
- 重さ:90g
- コイル抵抗値:0.15Ω~3.0Ωまで
- 出力ワッテージ:5W-40W
- バッテリー容量:1600mAh
本当にPodなの?と思えるほど充実しています。
通常のPod型は、Pod部分を差し替えるだけで使える手軽さが魅力ですし、また、決められた抵抗値だからこそ普段意識することがありません。
ですが、Q-ULTRAは使用できる抵抗値が普通のMODと変わらないほどきちんと設計されています。
次のオススメポイントで詳しく見ていきましょう!
Q-ULTRAのおすすめポイント!
Q-ULTRAはPODでありながらも、優秀な機能を多数搭載しています。
- 軽量かつ持ちやすく、パワフルなバッテリー
- 簡単操作で、見やすいディスプレイ
- 充実の保護機能
1~3までひとつずつ確認していきましょう!
軽量かつ持ちやすく、パワフルなバッテリー
POD型を使う理由の一つは「簡単に使えて便利」なのではないでしょうか。
ビルドするのがめんどくさい!とか、PODが使い捨てだから考えずに使える、とか。
他にも、「外に持ち出しやすい」というのもありますよね。
使って重たいと、吸うときにちょっとなあ…。と思うこともありますし、使ってる途中にバッテリーが無くなってきて急に吸えない…ということもあります。
Q-ULTRAはそういった懸念を解消出来るデバイスですね。
本体が90gなので、まったく重たく感じませんし、1600mAhは、POD型でも相当バッテリー容量が大きいです。
良い意味で「本当にPODなの?」と疑いたくなります。それだけ良い所取りをしているといえるでしょう!
簡単操作で、見やすいディスプレイ
VAPEで多い操作は以下の通りです。
- パフボタン5回クリックで電源ON・OFF
- 出力変更は「+(プラス)とー(マイナス)」
これだけ覚えておけば全く問題がありません。すぐに使えます。
Q-ULTRAも例にもれず、この操作を踏襲しているため、VAPEに慣れている方なら直感的に操作できますし、これから初めて使う方でも入門機として使用できます。
また、ディスプレイもついているのですが、見やすい大きさなんですね。
「0.69インチ」と文章にするとあまりしっくりきませんが、この通り。
決して大きいという訳ではないですが、出力値がはっきりと見えますし使い勝手に困ることはありません。個人的に見やすいサイズだと思います。
というのも、サイズ感を考えたら取り得るディスプレイサイズはここが最適なのではないか、と思います。
充実の保護機能
保護機能と言われてピンと来ない方もいるかもしれません。
簡単に言えば、事故につながらないように使用時に守ってくれる機能が搭載されているんですね。
- 過熱の防止
- ショート時の通電を防止
- 過充電の防止
- 低電圧時の利用を防止
- 10秒以上のパフを防止
などなど、これだけの保護機能が組み込まれています。
勿論、「だったらどう使っても機械がどうにかしてくれるべ!」という使い方は出来ません。適切に使用し、自分の安全を守る必要があります。
あくまでも、「万が一」を防ぐ機能ですので過信しないようにしましょう。
ですが、普段使うにあたって「安心して使える」のは間違いないでしょうね!
Q-ULTRA開封!
箱正面。きれいな作りをしています。
情報として書いてあるのは…。
- 40Wまで可能
- OLED(有機ELディスプレイ)で0.69インチ
- RBA
そうなんです。3つ目にご注目頂きたいのですが、RBA(リビルダブルアトマイザー)なので、自分でコイルを組んでセットすることが可能なのです。
最近ではPODでありながら、ビルド可能なモノも増えてきていますね。
それ故にPODでありながら、W数変化も可能な万能機種だったんです。
注意点として、RBAキットは別売りであるということ。
自分でビルドしたい場合は、セットで購入しましょうね。
スクラッチカード付。
セキュリティ(本物である証明)が確認可能です。
それに内容物の記載がありますね。
続けて実際の内容物について見ていきましょうか!
Q-ULTRAの内容物
内容物としては以下の通り
- Q-ULTRA AIO 本体
- 1.0ohm UltraBoost MTL Coil
- 0.6ohm UltraBoost M2 Coil (装着済)
- Type-C USB ケーブル
- ネックストラップ
- Warranty Card
- ユーザーマニュアル
本体の充電ポートはTypeCです。最近はTypeCが主流になりつつありますし、ありがたいことですね。
上下が無いというのは本当に革新的です。どちらでも差し込める利便性が良いですよね。
急速充電については・・・記載がありませんでした。
70分でフル充電になる、という記載なので恐らくないと思って良いでしょうね。
Q-ULTRA本体。
カーボン調のものをお願いしたのですが、この質感、たまりませんね。
LOST VAPEというメーカーは所有欲を満たすのが実にうまいと思うんです。
持った時の握ったグリップ感だったり、質感だったり、高級感だったり…。
「実際に見たい!」と思わせてから、「実際に見たらこんなに良いんだ…。」と思わせる一連の魅力があると思います。
Q-ULTRAについてもその例に漏れない商品だと思います。
サイドにあるベントホール。
これでもか!と網目状に開けてありますね。
PODのリジェクトボタン、パフボタン、プラス・マイナスボタン。
そして、充電ポート。基本的な操作はこの面だけで可能です。
パフボタンのクリック感は良い感じです。
Q-ULTRAのコイル
内包されている2つのコイル。
左が0.6Ω、推奨W数20-28W(DL用)
右が1.0Ω、推奨W数8-15W(MTL用)
使用可能なコイルはこのほかに0.3Ωのものがありますが、内包されていません。
RBAコイルも対象外ですね。
こうしてみて頂ければ違いが良く分かると思います。
左が0.6Ω、推奨W数20-28W(DL用)は
メッシュコイルで径が大きく取られているのに対し、
右が1.0Ω、推奨W数8-15W(MTL用)は
マイクロコイルで、径が小さいですね。
煙量もこれによって変わってきますので、お好みのコイルをお使いください。
コイルを外す際なのですが、出っ張っている銀色の部分が分かりますかね?
その部分をつかみ、下に引きます。ちょっと怖いかもしれないですが、大丈夫です。
すると、簡単に外れます。それほど力もいらないので安心だと思いますよ!
Q-ULTRAのドリップチップ部分
ドリップチップ部分は510ではないので、変えることは出来ません。
Q-ULTRA専用ですね。
エアフローはドリップチップ部分の下にある銀色のパーツをくるくる回して調節出来ます。下記は全閉。
こちらは全開…。なのですが、分かり辛いですね。すみません!
エアフローコントロールがキチンと出来るのは良いのですが、ちょっとここだけゆるゆるというか、単純にぐるぐる回せすぎてしまうんですよね。
段階式ではないので自分で自由にできるのですが、ちょっとゆるっとしすぎかもしれないです。
Q-ULTRAの使い方
簡単にQ-ULTRAの使い方をご紹介します。
本体とPODは既にセットされてありますが、POD部分に絶縁のシールが貼られています。まずはそれをはがしましょう。
はがすためにはPOD部分を本体から外します。
パフボタン(□のボタン)の上に三本線のボタンがありますね。
それを下に引っ張ります。
すると、POD部分が画像のようにするっと外れます。
オレンジ色のシールが貼られているので、こやつをぺりっとはがす。
ここまでくればシールはがしはOK。
次にリキッドを入れてあげます。
左の銀色のパーツが見えますね。
それを反時計回りにくるくる回します。
すると…。
ポロリとフタが外れます。
リキッドチャージはこの穴から行います。
リキッドチャージをしてから10分~15分は待ちましょう!
そうしないとコイルが焦げ付いてしまいます。
この状態まで来たら本体にセットしましょう。
写真のように、吸い口(ドリップチップ)が奥、リキッドチャージ部分が手前になるようにセット。
POD部分を外した際に下に引いた三本線のボタンを下に引く。
セッティング完了!
あとは充電が必要になります。
充電ポートにTypeCケーブルを差し込み、充電されるのを待ちましょう。
Q-ULTRAを吸ってみる
0.6Ωのコイルで吸ってみました。
表示値は0.62Ωと、実際に表記されている内容とは違いますが、許容範囲でしょう。
推奨W数の20W、エアフローは全開。
吸うリキッドはFarmerで。
あー!美味しい!くっそー悔しい!
だって、自分でビルドするより美味しいんですもん。
まぁ、僕のビルドが下手なのもありますけど、それにしても普通にポン、と美味しい味わいが出せてしまうPODは恐ろしいですね…。
コイルの換装が可能なので、それってもうPODなの?みたいな感想もありますが、それでも色々な選択肢を提示できるというのは素晴らしいことでしょう。
エアフロー全開だと割とスカスカ。スコーという音が目立つかもしれません。
でも美味しい。リンゴの味わいの後、まとまりのあるタバコをバッチリ感じられます。
エアフローを閉めてもそんなに大きくは変わらないかもしれないです。
DL用で吸っているので、あんまりこの用途は無いだろうと思ったのですが、リンゴの輪郭が少しハッキリするので、意外と味わいの変化に貢献しています。
煙量多めだけど、味もしっかり味わいたいときには良いかもしれません。
それでも気持ち…程度の変化でしょうね。
エアフローで劇的に、みたいな変わりはありません。おまけくらいです。
いやーそれでも悔しいなあ。やっぱり美味しいです。
Q-ULTRAを使ってみた感想
この値段帯でこのレベルを買えるのか
素直にそう思います。LOST VAPEがお手軽に、みたいな時代なんですね。ORIONの良い所を基に、バッテリー容量を多くしてかつ高級感を保ちつつ…。みたいな感じでしょうか。
以前、FOG1推しだった僕なのですが、Q-ULTRA推しになってしまうやもしれません。
持った時の満足感や高揚感。本体そのものが持つ高級感。
吸ったときに感じる煙量や、美味しさ。
どれも及第点をきちんと超えてくるあたり流石だなあと思います。
後は値段との相談でしょうか。初めての方だと、この値段を出せるかどうかだと思います。
ポン、と背中を押すのは簡単ですけど、後悔した!って思いたくないですよね。その気持ちは凄く分かります。
もしQ-ULTRAが気になるのであれば、一段落としたあたりのPODを試してみるのが良いでしょう。それで満足する場合もありますし。
それで満足できない!もっと色々してみたい!と思えば、Q-ULTRAはうってつけです。
通常のPODから、ビルドが出来るという万能性。
ひとまずこれ買ってみて!といえる一台と言えるでしょう。
まとめ
- 軽量かつ持ちやすく、パワフルなバッテリー
- 豊富な保護機能
- 5W-40Wまで対応
- RBAが可能(別売りです)
- 高級感あふれるデザイン
- 所有欲を満たすこと間違いなし
提供元のショップで以下のリンクから購入できます。
それでは!
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