WOTOFOさんからリリースされるアトマイザーは、爆煙をテーマとしたアトマイザーを多くリリースするイメージがありますね。
PROFILE、RECURVE、古いプロダクトで言えば、TROLL。VAPEを始めたてのころ、動画で爆煙を吐いている方を見て、「なんだこれ!?」と衝撃を受けたことを覚えています。
爆煙だと大味になりやすいという勝手なイメージもあったのですが、リキッドによって特性があるので、ぴったりと合うリキッドとアトマイザーの組み合わせであればそんな不安は要らないんですよね。
今回ご紹介する「GEAR V2 RTA」は、爆煙限定の骨太なアトマイザーです。試してみたい…とわくわくするそんなプロダクトに仕上がっています。
相性の合うリキッドだと爆煙で濃厚な味わいのリキッドを楽しむことが出来ますよ!
- WOTOFO GEAR V2 RTA
- WOTOFO GEAR V2 RTAのスペック
- WOTOFO GEAR V2 RTAの内容物
- WOTOFO GEAR V2 RTAの詳細
- WOTOFO GEAR V2 RTAで吸ってみる
- WOTOFO GEAR V2 RTAのまとめ
WOTOFO GEAR V2 RTA
商品提供:ベプログショップ
WOTOFO GEAR V2 RTAのスペック
- 直径: 24mm
- 高さ: 38.5mm(ドリップチップと510ピン付き)
- リキッド容量: 3.5ml
- トップフィルからのリキッドチャージ
- 主な材料: SS + PCTG
- エアフロータイプ:固定式ボトムエアフロー
- ドリップチップ規格: 510
- カラー:ブラック、SS、ガンメタル、ブルー、ゴールド、レインボー
上記が基本的なスペックとなっています。個人的に特筆すべきだと思ったのは、「エアフローが固定されている」ということ。アトマイザーはエアフローを調節できるようになっているものが多いのですが、GEAR V2は全開状態で調節不可となっています。
つまり、煙量を調節できないので、常に爆煙状態をキープするようになっていて、これがまた潔いなあと思います。
WOTOFO GEAR V2 RTAの内容物
続いてGEAR V2の内容物をご紹介します。
- GEAR V2 RTA 本体
- クラプトンワイヤー 0.33Ω x2
- コットン x2
- マイナスドライバー
- Oリング、ポジティブピンの替え
- ユーザーマニュアル
WOTOFOさんお得意のセット、というところでしょうか。必要なものは一通りそろっているのでありがたい限りですね。
最初のセッティングは同梱されたものを使って試せるので、「メーカー側が想定している解」を知ることが出来るのが良いですよね。
もちろん、自分の好みに合う合わないというのがあるので、それが絶対というのはありませんが、製作者の意図に沿って試してみるのは大事かなあと思います。
WOTOFO GEAR V2 RTAの詳細
ここからはGEAR V2について詳しく見ていきましょう。
GEAR V2の本体
外箱。緑を基調としつつ、白と黒を効果的に使っているのが良いですよね。WOTOFOカラーというか、イメージ通りという感じがします。
箱の側面には内容物一覧の記載があります。先ほど紹介した通りですね。
箱を開け、本体を取り出すと美しい仕上がりのRTAが登場。
エアフロー部分はひねることが出来ず、全開のエアフローのままとなっています。
正面には「GEAR」という主張の強さにもかかわらず、デザインの一つとしてまとめられているのが良いですね。そしてちょっと透けているのもまたおしゃれ。
GEAR V2 ドリップチップ・トップキャップ
ドリップチップは510規格となっていますが、キャップと一体化されているため、ドリップチップを交換することは出来ません。ただ、このドリップチップも中から外に向かって広がっていく形になっており、より多くのミストを味わえる作りになっています。
これが俺たちの考えた最適解、変える必要なんて無いよという強い意志を感じます。
くるくると回すとこのようにはずれ、キャップを外してこのままリキッドをチャージできるようになっています。いわゆるトップフィル形式ですね。
デッキにアクセスしたままリキチャ出来るのはやはり楽です。穴が3つ開いているので、好きなところから入れられますよ。
GEAR V2 チャンバー・デッキ
チャンバー部分はなだらかなテーパーとなっており、ミストがスムーズに流れそうなイメージが湧いてきます。あるあるなのではないか、と思うのですが、テーパーを見ると色々とすっ飛ばして「美味しそう」と思ってしまいませんか?
こちらはデッキ部分。コイルは2つのマイナスネジで止めるタイプです。私の使い方が悪いのもあるかもしれませんが、デフォルトで付いてくるマイナスドライバーだと少しなめてしまったので、もしあるのなら普段使い慣れたマイナスドライバーでネジを開けるのが良いかもしれません。
デッキを裏返してみると、ポジティブピンはそこそこ出ているのがわかりますね。ロゴもこれでもか!というくらい主張していますが、MODに接続してしまえば見えない部分なので、一切気になりません。だからこそ、これだけ装飾してくれてるのだろうと思いますね。
GEAR V2 ビルド
さて、さっくりとビルドしていきます。
デフォルトのコイルを使ってビルドしていきます。表記上は0.33Ωとなるそう。
デフォルトのコイルをのっけてネジを締めるとこんな感じです。開けたばかりのコイルは同じ方向に足が向いているので、巻き数を減らすか増やして向きを調整する必要があります。最初からそうなっていてもいいかもしれないなあと思いつつこういう調整も悪くないです。
横から見るとこんな感じです。地味な箇所ではあるのですが、ローレット加工が施されており、アトマイザーをMODから外す際グリップしやすくて良いんですよねえ。
なんというか小さな箇所なのかもしれませんが、こういうのが嬉しいです。
焼き入れすると、キレイな色に変化。巻き数を変えているので、抵抗値は0.27Ωになりました。普段だったらここにコットンを挿しこめばOKです。
こんな感じに。デフォルトのコットンは先がまとまっていて、コイルに通しやすいようになっているのが嬉しい配慮ですね。ボフボフとコットンを削り、両サイドに開いている穴にコットンを通すと綺麗に収まりました。
ここまですべてセット内で完結できるのが嬉しいところです。
リキッドチャージして、キャップを締めれば準備完了。あとは吸うだけ。
WOTOFO GEAR V2 RTAで吸ってみる
吸うリキッドは、Honey Combです。
まさしく相性がいいリキッドという印象で、ハチミツの濃厚な甘さを最大限引き立てつつ、暴力的なまでの量のミストがドドドと口内を満たします。それが脳内に染みわたり、絶妙な甘さが幸福感へ…。
ミスト自体はスピッドバック(リキッドがしぶきとなって口内にはじける)多めで荒々しい感じなのですが、それがかえって甘みのあるリキッドを一身で感じられるんですよね。たまらないです、コレ。
言ってしまえば、香料を多く使っていて複雑系なリキッドだと、メーカーが狙っている繊細な味わいを損なってしまう恐れはありますね。
また、このアトマイザーの仕様上、エアフローがいじれないので、「シュコー」という大き目な音がして、吸い心地もDL感ありますね。外じゃ吸えないですね。ただ、それらを凌駕するほどの美味しさと満足感があります。
単線で組むと足が逃げて組みづらいですし、ゴツめのコイルで組むことを前提とされている感があります。さらに言えば、「我々のコイルを使ってくれよな」という気持ちも見えるような。実際このコイルはバチバチにハマっていて「な、そうだろ?」としたり顔でWOTOFOさんがこちらを見つめても黙って頷いてしまうだけのパワーがありますね。
あとは、バカバカ吸うと当然のごとくリキッドが減っていきます。でもそれだけの価値が確実にあります。だって美味しいんだもの。
WOTOFO GEAR V2 RTAのまとめ
- ウマい!
- 爆煙!
- オシャレ!
端的に言えばこれに尽きるアトマイザーだと思います。まずコンセプトがしっかりしているので、一切ブレないのが良いですよね。
アレもコレもできる、っていうアトマイザーも取り回しが良くて好みではあるのですが、はっきりと確立された個性をそのまま享受できるのが何より嬉しいです。
普段自分が使わないスタイルのアトマイザーではあるのですが、試してみるのは本当に大切ですね。爆煙の良さを感じられますし、これだけ洗練されたアトマイザーだったら、普段使いにもオススメできます。
爆煙で簡単に使い始められるアトマイザーを探しているならここから始めるのもいいと思いますね。
甘みのあるリキッドがぎゅ~っとさらに濃厚な味わいになっていく過程は経験すると病みつきです。ぜひお試しください!
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