全てを満たすオールインワンKITは存在しない。
恐らくこれはこの先も変わらぬ不変の答えだと思います。
何故ならば、各々が思うベストなKITというのはそれぞれに答えが違っているので、誰しもにとってベストにしようと思うと、全部の機能を持ったKITになってしまいます。
だとしてもどうやって設定変更をするのかだったり、デザインに好みがある以上、ありとあらゆるデザインを用意しないといけないし…。というように、課題が山積みになってしまうはずなのです。
だとすると、最大公約数的な落としどころが必要になるのだと思います。ベストではないけど、誰しもにとってのベターである。というのがポイントになるのだと考えています。
- デザイン:○
- 機能:○
- 味:○
だったら上記のようにバランス良く高得点を得られるKITだったら今得られる最適解なのではないか、と思うんですよ!
今回ご紹介するPAGEEは、そんなバランス良くそれぞれが高い水準でまとめられているKITです。一緒に楽しんで見ていきましょう!
Nevoks PAGEE POD KIT
提供:ベプログショップ
- Nevoks PAGEE POD KIT
- Nevoks PAGEE POD KITのスペック
- Nevoks PAGEE POD KITのおすすめポイント!
- Nevoks PAGEE POD KITを開封する
- Nevoks PAGEE POD KITの内容物
- Nevoks PAGEE POD KITのカードリッジ
- Nevoks PAGEE POD KITの操作
- Nevoks PAGEE POD KITを吸ってみる
- Nevoks PAGEE POD KITを使ってみた感想
- Nevoks PAGEE POD KITのまとめ
Nevoks PAGEE POD KITのスペック
PAGEE POD KITのスペックについてみてみましょう。
- 大きさ:高さ77.6mm×幅44.6mm×厚さ12.6mm
- Pod容量:2.2ml
- 重さ:70g
- コイル抵抗値:0.6Ω、1.0Ω
- 出力ワッテージ:5W-30W
- Mesh Coil(カンタル)
- バッテリー容量:950mAh
- オートパフとボタンでのパフを選択可
- 各種保護機構を搭載
基本的なスペックは上記の通りです。
次のオススメポイントで詳しく見ていきましょう!
Nevoks PAGEE POD KITのおすすめポイント!
PAGEE POD KITはPODでありながらも、優秀な機能を多数搭載しています。
- カードのように薄くてスマート
- お洒落なカーボン調デザイン
- パフボタンとオートパフの性能が良い
1~3までひとつずつ確認していきましょう!
カードのように薄くてスマート
本当に薄くて軽いんです。取り回しが良く、ポケットにスッと入れても違和感を覚えないレベルです。Yシャツの胸ポケットに入れておくには流石に重い感じはありますが、吸う際のストレスは皆無なのが良いですね。
手にもって馴染むような形になっていますし、日常使いを意識しているような感じでしょうか。メーカーのデザインがそのまま機能レベルに落とし込まれているのではないかな、と思います。
お洒落なカーボン調デザイン
実際のカーボンなのかどうかは申し訳ありませんが、分かりません。ただ触ると模様に沿った凹凸がしっかりとしてあり、丁寧な仕上がりを感じます。
今回のカラーはダークグリーンというカラーなのですが、上品な緑が綺麗に表現されており、所有欲をきちんと満たしてくれます。
PODだからサブデバイスとして吸えれば良いというクオリティに留まりませんね。
何より、「VAPEは見た目が8割」という古来の格言がありましたが、個人的にもその見た目の良さだけで欲しくなる一品だと感じています。
ぶっちゃけ言ってしまえば、「カッコよくね?ヤバくね?」ってことです!
パフボタンとオートパフの性能が良い
パフボタンとオートパフの両方に対応しているのですが、これがまた良く出来たシロモノとなっているんですよ!
- パフボタンを押して吸い始める
- パフボタンから手を離す
- オートパフで吸い続ける
こんな意地悪な吸い方をしてもスムーズに動いてくれるんですね。内部処理がそれで混乱することも無くきちんと切り替えをしてくれるので、チップの制御がきちんとしているんだなあということを実感します。
またオートパフの反応も良好で、吸い止めるとピタリと止まりますし、パフボタンは言わずもがな、きちんとした反応でミストを出力してくれます。
Nevoks PAGEE POD KITを開封する
それではPAGEE POD KITを開封していきましょう!
箱正面。デザインの良さが伝わってきますね。
化粧箱の中にPOD KITが入っています。
背面のスクラッチカードと内容物一覧。
基本的に英語で記載されています。
Nevoks PAGEE POD KITの内容物
内容物としては以下の通り
- PAGEE POD KIT 本体
- 1.0Ω、0.6Ω Mesh Coil
- Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- ネックストラップ
このセット一つあれば、リキッドを追加で買うだけですぐにVAPEが吸えるというのが良いですよね。勿論KITだからそりゃそうだ、という話ではあるのですが。
コイルも2種類入っていて、0.6Ωと1.0Ωから好きな方を選ぶことが出来ます。お好みで選択するのが良いでしょう。
PAGEE本体。
仕上がりがやはり良いんですよね。美しい出来になっていますし、触っていてニヤニヤしてしまう素敵な仕上がり。
ディスプレイの位置やボタンの位置など、それぞれが考えられて設計されているんだなあということを触っていると感じますね。
USBポート。先述した通りType-Cですね。
今後発売されるVAPE商品は全てType-Cで良いと思っているタイプなので、これだけでポイント高めです。Type-Cは上下が無いのでどうやって差しても良いですし、ストレスが無いんですよね。
上からみた図。
手前にあるボタンはワッテージを変えることが出来るボタンです。
マニュアル上の表記ではプラスとマイナスとあるので、どちらかを押せばプラスとマイナスを変更できるのかと思いきやそうではないんですよ。
5~30Wまでプラス可能で、30Wからもう一度押すと5Wに戻る。
つまり、実質的にはマイナスが無く1回転させてW数をコントロールするイメージです。ここは好みが分かれるかなというところ。
基本的に同じW数で吸う人ならあまり気にならないのかなーというところですが、どうでしょうか。
本体底面。
950mAhとPODにしてはそれなりに大きい容量のバッテリーではないでしょうか。
また、バッテリー容量の隣にあるのがなかなか画期的なエアフローコントロールです。
ただデフォルトだとコントロールし辛く、プラスドライバーでの調節が必要でした。
また、エアフローコントロールは無段階で調節できるのですが、全開・全閉のガイドが特に見当たらないので、どこまで回せば良いかというのが分からないんですね。そこがネック。そして非常に回し辛い…。
ベントホールがきちんと付いている点は良いですね。当然といえば当然ですが。
Nevoks PAGEE POD KITのカードリッジ
開けてすぐの状態では、コイルがセットされていません。1.0Ωか、0.6Ωからお好みのものをセットしていきましょう。
リキッドをチャージする場合は、手前のキャップ部分を開けてから行います。
注意点としてはコイルをセッティングする前にリキッドチャージすると、ダバダバと漏れてくるので、ご注意くださいね。
こんな形。矢印が付いているので開ける場合は此処ですよ!と示してくれているのが親切。ただ、不器用な私にとってはこれ系のキャップはうまくはめられない場合があって苦手。
こちらはコイル。スタイルとしてはベーシックなものになるのだと思いますが、メッシュコイルとなっていて、味の向上に対する一工夫が為されています。
コイル横にあるコットン部分にリキッドをちょんちょんと付けてあげてるのが良いですね。必要ないんですけど、個人的なおまじない。
そしたらコイルをカチっとカートリッジにセッティングできるようになります!
リキッドをなみなみと入れてあげて、10分から15分待てば吸う準備が完了!これで美味しくミストを吸うことが出来ますね。
Nevoks PAGEE POD KITの操作
基本的な操作というのは簡単に以下の通りです。
- パフボタン5回で電源のオン・オフ
- 電源オン状態でパフボタン3回押すと、マニュアルモード(オートパフ無し)
- パフボタンとW数変更ボタン同時長押しでロック(オートパフのみ)
オートパフだけにしたいという場合や、パフボタンだけで操作したい場合にも対応しているのでそのあたりは細かいニーズにも応えてくれていますね。
個人的には面白がってどちらも使うので、基本的にはそのままですね。移動するときは電源オフにすればロック機能もあまり使いませんし、子どもが家庭にいらっしゃる場合は使うのかな?
あと個人的に気に入っている機能をご紹介します。
画像通り現在のW数は15W。あれ、マニュアルや公式HPには30Wまで可能と記載があったのに、30Wまで変更することが出来ない、ということに気付いたんですね。
しかしPODを外せば30Wまで変更することが可能…。なんでだ?と思い、またカードリッジを設定すると…。
MEASURE 1.06Ωという粋な表示が!
つまり、コイルの抵抗値を測定し、そこから上限値をコントロールしてくれるんですね。この機能がなかなか便利だなあと思いました。
1.0Ωの場合、メーカー推奨値が10W~13Wなので、30Wかける必要は無いだろう、ということなのですが個人的には凄く良いなあと思います。
いや、そこは30Wかけさせろよ!自由にさせろ!というのもアリだと思いますが、メーカーが考えた最適解に乗れるというのは初めての方にも安心感があるかなというところで大きなメリットだと捉えています。
Nevoks PAGEE POD KITを吸ってみる
Nevoks PAGEE POD KITの味わい
1.0Ωのコイルで吸いましょう。
吸うリキッドはりきっどや パイナップル極で。
甘味がグッと引き立っています。ややもすると、パインのフルーティーさよりも甘味がバシバシ前面に出ています。
もしや味が濃すぎるのかな…?自分で組むときにもあるのですが、リキッドを舐めた時と吸ったときで味わいに大きくかい離がある場合、味が濃すぎて感じられないということがあるんですよね。
濃すぎて感じられないという完成はVAPEで初めて味わった経験だったので、気付くまでに時間がかかりました。
つまり、それだけ味わいを濃縮してくれるコイルとして仕上げてくれているのだと思います。初めて吸う人はここから始めれば問題ないですね。
困ってしまうくらいなら是非!というレベルです。
Nevoks PAGEE POD KITを使ってみた感想
ミドルハイレンジという言葉をご存知でしょうか。
グレードを示す言葉なのですが、中間より少々上、つまり上寄りの中間、というような位置を指すんですね。色々と試してみてそれが当てはまるのではないかと思うのです。
PODとしてはちょっと値段が張るし、かといってハイエンドを買うような人であればPODではない商品を選択するのではないでしょうか。
マーケットニーズを考えた時、一通りの操作が可能だけどコストを出来る限り抑えてここならどうだろうか、という「最大公約数」をまさしく体現している商品として仕上げたのではないでしょうか。結果、ミドルハイレンジといえるような商品になっているのだと考えました。
オートパフもパフボタンも出来る、味わいは良し、デザインは良い、バッテリー持ちも良いし、携帯にも便利。
この値段帯においては言うべきことは無いのではないでしょうか。
勿論エアフローコントロールの使い勝手はもう少し…。という部分はありますが、それに目をつぶっても良い点が上回ると思っています。
Nevoks PAGEE POD KITのまとめ
- デザインが何より良い
- オートパフとパフの両方が選べる
- 味が美味しい
- カード型で薄くて軽い
- バッテリー持ちが950mAhと比較的大容量
上記がまとめですね!
VAPEを始めようにも、どれから始めれば良いか分からない人や、サブ機でそれなりに取り回しが良い機体を探している人にはお勧めできる一機となっています。
是非使ってみて頂きたいですね。
提供元のショップで以下のリンクから購入できます。
それでは!
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